きっと、うまくいく(ネタバレ有り感想)

 

一言

映画全部入り1980円!分割手数料はジャパネットが負担します!ってな映画でした。

 

 

映画の要素全部詰め込んだ傑作

 

見終わって抱いた感想が本当にフルセットだなぁ~と思った。

 

友情有り、
家族愛もあって、
出産も有って、
友達の自殺もあって、
植物人間からの回復有って、
お父さんの危篤を助けて、
貧乏脱出の為頑張る話もあって、
笑いもあって、
風刺もあって、
伝えたい事もあって、
驚きもあって、
ミュージカルもあって、
しっかり面白くて楽しめる映画
だったなぁと思った。

 

ざっくり概要を言えば、

 

大学時代の友達に会いに行こう!なんだけど、


大学時代の話の方が長いw

 

しかも170分!


ほぼ3時間やんけ!

 

かのクラウドアトラスかよ!
(この映画は6人本のストーリー+輪廻転生付きです)

 

 

ってそこまで感じさせない、いい映画に出会えた。

 

これは見れてよかった。

 

いい映画ってこういう事よね。

 

名言

 

自分が好きなことに情熱を注がないでどうするんだ。byランチョー

 

色々と明言は飛び出していますが、これが一番胸に刺さった。

 

望まれてもいないのにエンジニアやっていますが(笑)


生活の為なんです。

 

茨城なので、SEか介護くらいしかあふれてないんですよねぇ。


後は日立系のいいなりになるしか…

 

なのに、インドの根深いカーストなどもないのに、まったくもって恵まれている環境なのに、目を背け続けて来てしまった。

 

この映画で伝えたい事は、好きでもない事で一位にはなれないし成功もできない。

 

 

本当に心から好きな事をやりなよって事でした。


そしたら成功なんて勝手について来るよ!って言ってました。

 

まさかまさかこんな事聞くなんて。


そうしよう、そうできるように頑張ろう、そう思えたのでした。

 

日本語吹き替え

 

なんと、以前までは日本語吹き替えが無かったみたい。


だけど、日本語吹き替えが版が置いてあった。

 

つまり、人気だって事だよね?

 

日本語吹き替えで見ました。

 

笑いあり

 

おしっこしているところに電気を流す道具を差し出して、ビリビリさせるシーンが約二回あるのだが、

 

ここがヤケにじっくりとスロー再生で流すw

 

くだらなくて面白いんだけど、そんな重要なシーンではないw

 

一体このシーンはなんなんだよww

 

涙あり

 

個人的にあの小太り君が親を説得するところが一番ジーンと来てしまった。

 

親は子供の安泰を願い、エンジニアになるためにいい大学に入れて、勉強に集中できるようにエアコンだって子供の為に。

 

それなのに、子供がやりたいのは写真。


どっちの気持ちもわかるなんとも言えないシーン。

 

子供からすれば、親の気持ちはありがたい。


だけど、好きな事をやってみたい!挑戦してみたい!って、理屈じゃ説明出来ないよね。

 

そりゃ、大したお金にならないかもしれないし、安定とかじゃないのかもしれないけど、


やりたい事があるってそれだけで素晴らしいよなぁ。

 

一方、子の幸せを願わない親がどこにいるのか、


とばかりに、エンジニアの道を進んで欲しかった、


有名大学に入学して、しっかり卒業できれば就職も約束されていて、


安定の仕事。


自慢の息子。

 

でもその息子から一生懸命、今まで反抗してきたことなんてなかったけど、これだけはやらせてくれ!!

 

って言われて葛藤に次ぐ葛藤のお父さんの顔。


もう悲しい。

 

それで給料から捻出した新しいパソコンを返品してきて、新しいカメラを買うことにしたお父さん。

 

 

そんな泣かない訳ないだろうよチクショウ。

 

しっかり面白い

 

大学卒業と同時にいなくなってしまった友を探しに行く。

 

行きついたところは全くの別人。

 

これも全く予想していなかったのでびっくり。

 

蓋を開けてみれば、お金持ちの家の息子に学歴を取らせる為の替え玉だったってオチなのだが、前情報一切なしなのでそりゃびっくりするよ。

 

 

え!?じゃああいつは誰なのよ!

 


ってこんな要素も盛り込んであんの!?

 

 

すげぇよ…インド映画パイセン…。

 

 

これも他のレビュー情報を見てわかった事なんですけど、インドって日本よりも酷い学歴社会らしく、

 


学歴ですごい見られちゃうって話しらしい。

 

 

だから、替え玉してでも学歴が欲しいんだねぇ。

 


そういう風刺も入っているなんて聞いてないよ。

 

 

インドの美人の定義

 

学長の娘と恋に落ちるのだが、これが一般的にインドでは美人とされているだろうか…???

 

 

目の下塗りすぎ~って話を妻としていた。

 

 

 

僕はお姉ちゃんのほうが好みですとは言わなかった。

 

 

 

鼻ピアスも美人必須アイテムなのかしら。

 

あ、ごめん、マストアイテムけ?

 

 

夜、学長の家へ忍び込んで、娘に愛の告白をするのだが、実はお姉ちゃんだったシーン。

 

お姉ちゃんノリ良すぎ。


そして黙って聞いている妹。

 

プチ情報

 

あのランチョー役のアミール・カーンさんって方人、撮影当時40代後半だそうです。

童顔にもほどがありませんかねぇ?

 

 

大学生役ですよ?

 

 

ももももももも、もしかして宇宙人!?

 

まとめ

 

ネット上の面白かったというたった一つの書き込みを頼りに初めて見たインド映画だったが、こんなにおもしろいとは思わなかった。

 

 

良かったー。

 

 

これは「えー!?インド映画でしょ?あの急に踊りだすやつ!」なんて毛嫌いせず、見てみることをお勧めします。

 

 

急に踊りだすのはほんのちょっとです。

 

 

それより大事な事が盛りだくさん!!

 

 

ブラット・ピットや、スティーヴン・スピルバーグが絶賛していたのも頷ける。

おすすめ。

 

 

 

★★★★☆(4点)